パパヶ丘

ボクの名前の由来を
パパに初めて聞いたんだ
まだちょっと難しい話だった

男らしさとか 筋道だとか
まだちょっと解らない話だった

色んな言葉が出てきて
ボクは質問ばかりで
パパは微笑みながら
『6年生になったらまた話そう』って

何度でも 何度でも 話せると思ってた
何度でも 何度でも 答えてくれると思ってた Ah...

別れの意味を理解しないまま
その時はやってきて
ボクは戸惑いながら
託された全ての想いを見つける旅に出る

何度でも 何度でも 行けると思ってた
思い出の 思い出の この場所でひとりで

家族の意味を 無償のありがたさを
知る前に失って
ママは嘆きながらも
託された全ての願いを伝える術を探す

残された人
残された時間
残された哀しみ
乗り越える壁
築き上げる壁

別れの意味は重要な道標
この胸の奥底で
つまづきながら登ったこの丘から
ボクは果てしない旅に出る

- back -